ヤマメとサクラマスの違いは何か
ヤマメは綺麗な水にしか住めない渓流漁の一つで、綺麗なパーマークが特徴的です。イワナはヒレに白い縁取りが入り、アマゴはパーマークの上にさらに朱点が散りばめられた、宝石のようなきれいな魚です。
どの種類も生息場所が暗ければ暗めの色になり、明るい場所では明るい色になります。ヤマメは全国の渓流に生息するサクラマスの陸封型で、一生を渓流で過ごします。だいたい寿命は3年くらいで、何度も産卵するイワナなどとは違い一度産卵すると死んでしまいます。
卵は黄色く小さないくらの様で醤油漬けにしても美味しくいただけますし、ヤマメも塩焼きは絶品です。サクラマスとの違いは海に降りるかどうかだけでなく、それによる大きさにも違いがあります。
サクラマスになるのはメスが多く残って大型化するのはオスが多いようです。だいたい40センチくらいまで成長します。サクラマスは60㎝ほどまで大きくなります。また、ダム湖などでは渓流から下って来て巨大化した、湖沼型のサクラマスもいるようです。
野生の物は寄生虫を宿している可能性があるので、生食は避けた方が無難ですが、大型の物の刺身はほんのりサーモンピンクで脂がのり非常に美味なので、もし、スーパーなどでみかけて鮮度がよいようであれば食すのはお薦めです。