アラサー会社員の暇つぶしブログ

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ノーベル文学賞受賞で取りざたされるボブ・ディランの名言

ボブ・ディラン、言わずと知れた名シンガーですね。今回、ノーベル文学賞を受賞したことで注目されていますが、その取り上げ方に大きなズレを感じます。メディアはボブ・ディランを全く無名なものとして扱っているのです。

 

ボブ・ディランといえば、ビートルズローリングストーンズなどと並ぶ世界的なミュージシャンです。それを変わり者のお爺さんの様に扱い、歌詞を名言といい取り上げるのはいかにも下品で文化的素養のない日本らしいと思いました。

 

相変わらず歌詞をどう解釈するかに固執し、曲と合わせた楽しみ方をしません。ボブ・ディランだって、別に歌詞を分析してほしいとは思っていないはずです。彼は半世紀もずっと真実を孤独に歌い続けてきただけ、歌詞を名言だとも思っていないでしょう。

 

ミュージシャンのスタイルを、芸人の芸風の様に扱うのは不愉快です。歴史に残るシンガーを、週刊誌が突き、ああだこうだと騒いでいるのは本当に品がありません。こんな扱いをさせるためにノーベル文学賞があるわけでもないですし、いかにニュースが適当な話題を求めて這いずっているかがわかります。ボブ・ディランの素晴らしい楽曲を、ノーベル文学賞や名言などは関係なく、まっすぐに楽しんでほしいです。

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